最高級米沢牛

最高級米沢牛

日本三大和牛

米沢牛は、山形県南部に位置する置賜地方の
「米沢牛銘柄推進協議会」 が認定した
飼育者が登録された牛舎において
飼育された黒毛和牛の銘柄牛肉です。

松阪牛・神戸牛と並び 日本三大和牛 に数えられています。

最近では 「地理的表示保護制度(GI)」 が認定され、
より厳密にブランド管理がされることとなりました。

百有余年の歴史

明治4年、米沢藩は英国と条約を結び
上杉鷹山が開校した興譲館に英語教師として招いた
チャールズ・ヘンリー・ダラス(後の貿易商)が
一緒に連れてきたコック万吉に牛肉を調理させ
食べたのが米沢牛の始まりと伝えられています。

その余りの美味しさに惚れたダラスは
横浜に戻る際に一頭の米沢牛を連れていき
全国へ広がるきっかけを作ったと言われています。

豊かな自然環境

肉の風味は育った環境が決めて です。

朝日・飯豊・吾妻の山々に囲まれ、
最上川の上流に開けた、ここ長井市の西置賜地方は
精良な水に恵まれた緑豊かな自然を残す土地です。

米沢牛の出荷頭数は約6割を締める
米沢牛の本場であり、ふるさとでもあります。

冬は雪が多く寒さが厳しい。
夏は湿度が高く蒸し暑い。

寒暖の差が大きいため少しずつ
じっくりと丈夫な牛に育ちます。

この環境と、百年を越える歴史の中で培った
人々の智恵と技術が相まって、
”肉目が細かく旨みのある味” と賞讃される
「米沢牛」 が作り出されました。